銀座線の駅がリニューアル！

久々に鉄道関連の記事です。

12月14日、東京メトロが公式にEchika fitのオープンと共に上野駅のリニューアルが完成した的な発表がありました。浅草駅～神田駅間の『下町エリア』も12月以内の完成とのことでほぼ完成しているだろうということで、駅好きを公言している以上真っ先に撮りに行かないと！という事で12/16、嫁を説得しスカイツリーに行くついでというていで各駅を見に行くことにしました。

正直銀座線という歴史ある路線の駅が最先端な駅に生まれ変わるのは悲しいなぁ～なんて思っていた懐古厨なTerafy…上野駅の改札に着いて驚きですよ。

上野駅

地下鉄博物館にもある開業当時の改札がある！もう一気に心躍りました。どうやら毎時丁度になると時報代わりに回転扉（？）がクルクル回るギミックもあるそうです。そして階段を下りてビックリ！めっちゃ新しい！

駅自体が美術館、というコンセプトの通り、過去の銀座線にまつわるものが展示されています。壁も奥のレンガ調なのは開業当時の上野駅の壁と同じなのも粋ですよね。リニューアル直前まであった独特な近接表示の看板も展示されていて、しかも電車が近づくとちゃんと光るという。もうファンにはたまらないですね。なんと機能的な美術館なのでしょう。

上野駅を見て他の駅もがぜん楽しみになりました。

まずは浅草駅まで行って嫁と娘を見送り、ゆっくりと見学。

浅草駅

浅草駅のコンセプトは『祭りの街』とにかく賑やか！天井が赤い！壁も赤い！この色、浅草寺に使われているべんがら色というそうです。壁面上部に等間隔に並べられた提灯風照明がカッコいいです。とにかく明るく鮮やかな印象の駅に生まれ変わりました。改札出た後にある地下商店街みたいなところは相変わらずのレトロ感が残っていてよかったですｗ

田原駅

田原町はまだ工事が終わってないようだったのでまた後日ちゃんと写真を撮ることにすることにしました。以前もあった家紋は今回も健在のようですよ。

稲荷町駅

稲荷町のコンセプトは『佇む街並み』だそうです。木を格子状に並べた立体的な壁にところどころに工芸品が飾られています。ここも博物館みたいです。飾られている工芸品の全てに東京メトロのロゴマークや銀座線の「G」マークがついています。

上野広小路駅

上野広小路駅のコンセプトは『上品な横丁』。他の駅たちが驚くくらいの大幅なリニューアルの中で割りと控えめな印象を受けました。この駅で一番気になったのは今までついていた「上野松坂屋前」という副駅名表記が無くなっていたこと。探せばどこかに書いてあるのかな？

末広町駅

末広町駅のコンセプトは「でんきの街」で、ホームは「ブラウン管」がモチーフになっているそうです。ぼんやりと光る縦のライトが印象的でした。リニューアル前にあった末広町駅を象徴するレトロな雰囲気の壁画パネルは半分になるも健在。

神田駅

神田駅は「昭和のオフィス街」がコンセプトだそうですがよくわかりませんｗ
壁のデザインだけで言えば格子状のタイルのデザインは正直リニューアル前のタイルの方がTerafyは好みです。が、今まで壁に隠れていた柱が現れました。柱も中に隠れていた昔の柱が見えるように。これらは鉄鋼框（てっこうかまち）構造というものだそうです。

ホーム部分はあまりTerafy的には刺さりませんでしたが、須田町方面の改札を出た後の地下通路がカッコいい！ライトはおそらく銀座線の昔の車両についていた非常灯を模した形をしています。開業当時（？）の壁のタイルも展示されており、歴史を感じる事ができます。

日比谷線の上野駅

日比谷線の上野駅もリニューアルしたことを思い出し帰りに寄って撮ってきました。茅場町駅と同じく（大きさは違いますが）グレーのモザイクと、大小の光の枠の壁になりました。いやぁホントオシャレになったもんだ。13000系も写真に収めることができてラッキー！

結果、リニューアル駅が大好きになりました

時間もあまりなかったのですが一駅当たり普段の倍以上の時間をかけて見て回りました。行く前は否定的だったのですが、過去のモノを大切に残して新しい形に姿を変えた駅たちが好きになりました。変わりすぎてビックリしますけどねｗ今後リニューアル駅されるもちょっと楽しみになってきましたよ。

浅草駅にて個人的にレア写真

そういえば、浅草駅ではちょっとだけ珍しい写真を撮ることができたんですよ。

この写真のどこが珍しい写真って？浅草駅って必ずどちらかに電車がいるんですよ。早朝深夜やひとつ後の電車が上野行きだった場合とかはわかりませんが。偶然ひとつ後の電車が遅れ気味だったようで浅草駅に電車がいない写真を撮ることができました。超ラッキー！駅の写真を撮るときはTerafyにとって電車がいるのは逆に邪魔だったりするのでｗ